人手不足時代は「採用力」ではなく「設計力」で勝負が決まる
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目次
「人がいない」は、もう一時的な問題ではない
「求人を出しても応募が来ない」
「採用しても続かない」
こうした状況は、今後さらに強まります。
なぜなら、日本はすでに
“人が減る前提の社会”に入っているからです。
例えば、労働政策研究・研修機構の推計では
2040年までに労働人口は最大で約13%減少します。
これをイメージすると――
▶ 社員100人の会社なら、13人いなくなるのと同じ
▶1つの部署が丸ごと消えるレベルのインパクト
この状況で
「採用を強化すれば解決する」と考えるのは、かなり危険です。
採用がうまくいかない会社の共通点
多くの企業がやっているのは
- 求人広告を増やす
- 条件を少し上げる
- 媒体を変える
つまり
▶減り続けている市場で、取り合いをしている状態
イメージとしては
▶ 椅子取りゲームで、椅子がどんどん減っている状況
取り方を工夫しても
椅子の数が減っていれば、誰かは必ず座れません。
これから必要なのは「採用設計」
では、どうするべきか。
答えはシンプルです。
▶ 採用は「集める」ではなく「設計する」
人を探す前に「仕事を分ける」
人手不足を乗り越えている企業は
最初にやっていることが違います。
それは
仕事の分解(業務の棚卸し)
です。
例えば
- フルタイムじゃなくてもできる仕事
- 未経験でも対応できる工程
- 繁忙期だけ必要な業務
こうやって分けていくと
▶必要な人材の種類が明確になる
人を増やすのではなく「組み替える」
ここが重要なポイントです。
人手不足の解決は
✖ 人を増やすこと
ではなく
〇 人材の組み合わせを変えること
です。
例えば
▶10人で回していた仕事を
▶「正社員+派遣+短時間人材」で再設計する
このように構造を変えることで
- 残業が減る
- 採用難易度が下がる
- 無理のない運用になる
といった変化が起きます。
(ケース)構造を変えると何が起きるか
実際には、以下のような変化が起きるケースがあります。
- 固定人材に集中していた業務を分散
- 単純作業を外部人材へ切り出し
- 繁忙期だけ人員を追加
その結果
残業時間の削減
人材配置の最適化
トータルコストの改善
といった効果が出る可能性があります。
ポイントは
▶人を増やしたのではなく、仕事の設計を変えたこと
です。
人材派遣の役割は「穴埋め」ではない
ここで重要なのが、派遣の捉え方です。
従来は
- 足りないから呼ぶ
- 一時的に埋める
という使い方でした。
しかしこれからは違います。
派遣は「人」ではなく「仕組みの一部」になる
イメージとしては
- 昔:足りない部品をその場で借りる
- 今:生産ラインに外部ユニットを組み込む
派遣会社の見方で成果が変わる
ここで企業ごとに分岐します。
■うまくいかない会社
派遣=その場しのぎ
- とにかく安く
- とりあえず入れる
- 現場任せ
結果
ミスマッチ → 離職 → コスト増
■うまくいく会社
派遣=設計パートナー
- 業務を分解する
- 要件を明確にする
- 運用まで設計する
結果
生産性向上+安定運用
これから求められるのは「人材コンサル」
これからの時代に必要なのは
▶人を紹介する会社ではありません
▶人材の使い方を設計できるパートナーです
例えるなら
- 従来:人材を「売る会社」
- これから:人材の「使い方を設計する会社」
人材は「配置」で成果が変わる
同じ10人でも
- 全員正社員で抱えるか
- 役割ごとに分けるか
で結果は大きく変わります。
人の数ではなく、配置と設計が成果を決める
まとめ
これからの採用は
「どれだけ集めるか」ではなく
「どう組み合わせるか」
です。
そしてその中心にあるのが
採用設計
最後に
もし今
- 採用しても続かない
- 現場が疲弊している
- コストが増え続けている
のであれば
問題は人ではなく「構造」にあります
私たちは
「人を紹介する会社」ではなく
採用構造を設計するパートナーとして
企業の未来に関わっています。