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合同説明会を成功に導く「リフレーミング」!中小企業の新卒採用!

  • 新卒採用

「合説で自社の強みをしっかりアピールしているのに、求職者が振り向いてくれない!」とお悩みの中小企業の経営者様、人事担当者様は多いのではないでしょうか。

近年、多くの中小企業が採用ターゲットに特化した人事制度等の構築により母集団形成に成功しています。しかしながら、これらを構築し、ただ説明するだけでは求職者の興味を自社に向けることはできません。合説で中小企業が求職者の興味を惹くためには、”就活軸のリフレーミング”を企業説明に入る前に行っておく必要があります、今回は合説で求職者の興味を惹きつけるリフレーミングについてご紹介させていただきます。

1.リフレーミングの重要性

「2000円のランチは高い?安い?」
「2000円のランチは高い」と感じている人に2000円ランチの良さ(内容)をいくら説明しても、実際に売れる確率は低いと思います。

では「彼女との初デートで食べるランチの値段」という枠組みだったら?

少し感じ方が変わってくるのではないでしょうか?同じ2000円のランチでも「普段のお昼ごはん」という枠組み(フレーム)と「彼女との初デート」という枠組みの中では、捉え方が大きく変わってきます。これと同じように大企業志向の求職者に対し、自社(中小企業)のすばらしさを説明してもその魅力は伝わりずらいので、初めに枠組みを変える作業(リフレーミング)を行っておくことをお勧めいたします。

2.リフレーミングの導入方法

上記の例のように、”状況”を変えることでリフレーミングを行うことができます。例えば「小学生の子供が二人いる」というシチュエーションで就活を見直してみると就活軸が少し変わってきませんか?

例1)2000円のランチ
・普段のランチ    ⇒  高い
・初デートのランチ  ⇒  適切・安い

例2)中小企業への就職
・大企業に入りたい  ⇒  無し、滑り止め
・小学生の子供二人いる⇒  家族との生活設計としては有り

このように就活軸や就職先に対する考え方の枠組みを少し変えることができれば、自社(中小企業)への興味関心度を上げることも可能です。

ではどのようにリフレーミングを導入していけばよいのか?

お勧めは、質疑応答を”最初”に持ってくることです。通常質疑応答は説明の”最後”に予定しておくものですが、これを最初に持ってくることでリフレーミングを効率よく行うことができます。そして質疑応答を通じて自社の強み(魅力)が「求職者の就活軸に入る答え」になるよう設計していきます。

【自社(中小企業)の強み例】
 ・業務範囲が広い ⇒ 限られた業務範囲で満足?直接社長に提案できる環境!
 ・転勤が少ない  ⇒ 子どもが小学生で全国に転勤したい?転勤なし、家族とずっと一緒!
 ・人間関係    ⇒ 相談できる人が周囲にいなかったら?同期と同じ職場!

謎かけやある/なしクイズのようなイメージで質問と答えを考えていきます。参加者自らが答えていくことで、リフレーミングの効果を高めていきます。

3.質疑応答の導入例

企業ブースに着座した参加者の多くが、今から”中小企業の勧誘を受ける”と感じているので、このメンタルブロックを少しでも崩すため、説明会のタイトルまたは、目次の最初に「将来後悔しないための就活アドバイス」というような記載をしておきます。あくまで企業説明ではなく、就活に関するアドバイスという名目にしておくことで、話を聞く体制を少しでも作ってもらうことが重要です。合説のプログラムは以下のようなイメージです。

【合説のプログラム例】
 ※タイトルコールorプログラム案内
 ・就活アドバイス(質疑応答)
 ・担当者の自己紹介
 ・企業PR
 ・個社説明会予約確認

タイトルコールもしくは、プログラム案内を行い、参加者が就活アドバイスを聞く準備ができたら質疑応答を始めまます。例えば、「転勤が少ない」を就活軸の一つに入れられるよう枠組みする場合…

【質疑応答を導入する流れ例】
 ①就活で将来後悔したい人はいますか?
  そんな人いないですよね。
  今日は、就職後に後悔が多い就職先についてご紹介させていただきます。

 ②就職活動は今のための活動?将来のための活動?
  今の状況を前提にしてはダメで、5年後、10年後を見据えて就活を行う必要がありますよね。

 ③将来の何に不安を感じていますか?
  一人ずつ答えてもらう。お金、福利厚生、仕事内容、生活・家庭環境…
  ※出てこない内容はプレゼンターが「こんなものも良く出てきます」と追加する

 ⑤就職をするときに抜けがちなのが「生活・家庭環境」なんです!
  お金、福利厚生、仕事内容はイメージが付きやすいですが、将来の生活・家庭環境ってイメージ
  しづらいので、あまり考えない人が多いです。でも実際に後悔している人が多いので、これを機に
  しっかりと考えていただきたいと思います。

 ⑥例えば配属先が行ったこともない地方都市だったらどんなことが不安ですか?
  一人ずつ答えてもらう。人間関係、家族、友達、恋人、休日の過ごし方等

 ⑦何のために仕事をするのか考えることが重要!
  いくらお金を稼いでも、お休みが多くても、⑥が無かったら…どうでしょうか?
  就職活動は「仕事環境」ばかりに目が行ってしまいますが「生活環境」も重要です。
  見落としがちな部分ですので、ぜひ、考えてみてください。

 ⑨プレゼンターの自己紹介で一度話を切り離す
 ⑩自社PRで質疑応答にリンクする強みを強調する

上記のような流れで就活軸をリフレーミングしていきます。中小企業の場合、企業説明を行うだけでは求職者の興味関心を惹きつけることは難しいので、リフレーミングを行い、説明の捉え方自体を変えてしまう企画を取り入れることが重要です。ぜひ試してみてください。

4.YouTube始めました

YouTube始めたのでぜひ見てください。詳しい内容が聞きたい場合はお気軽にお問い合わせください。

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