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合説で集客できている中小企業の共通点とは?

  • 新卒採用

採用サイトだけでは母集団形成が難しい中小企業にとって、合同説明会は学生と直接会える数少ないチャンスです。ここでしっかりと母集団を形成し、採用目標人数を達成していきたいですね!そこで今回は、合同説明会で集客に成功している企業の特徴についてご紹介させていただきます。簡単にマネできる内容ばかりですので、ぜひ取り入れていただければと思います。

1.人事担当者の”身嗜みがイマドキ”

一つ目の特徴は「人事担当者の身嗜みがイマドキ」です。
顧客対応に力を入れている中小企業ほど「学生=お客様」と考え、顧客に対する身嗜み基準で合同説明会に挑まれることがあります。しかし、この考え方が就活中の学生にとって逆効果になる可能性もあるので注意が必要です。

例えば…
公共の交通機関が365日、24時間営業になったら便利だと思いませんか?
でも、皆さんがその公共機関の職員だったとしたら、この意見についてどのように感じられますか?

私たちは消費者視点の時、企業に対し厳しい基準を要求しますが、労働者視点になると急にその基準が緩くなる傾向にあります。では、就活中の学生はどちらの視点で企業を見ているのでしょうか?

もちろん「自分が働くとしたら」という視点で企業を見ているので、基本的には顧客ファーストの説明よりも、労働者ファーストの説明に興味を持ちます。つまり、合同説明会に参加する人事担当者様の身嗜みは「顧客視点」ではなく「労働者視点」でどのような身嗜みをするのか検討することが重要です。

では、合同説明会ではどのような身嗜みが学生から好ましいのでしょうか?
私のお勧めは、人気企業の身嗜みをマネすることをお勧めしています。業種や職種によって学生がもつイメージが異なるので、自社と同じ業種・職種で学生に人気のある企業をベンチマークし、人事担当者の身嗜みを参考にしてみましょう。業種・職種自体が不人気の場合は、思い切って人気業種の身嗜みを参考にするのも良いと思います。

【お勧めの身嗜み基準】
 ①同業種の身嗜みをマネする
 ②自社が不人気業種の場合は、人気業種の身嗜みをマネする

人気企業の身嗜みをマネすることで学生は、人気企業で持ったイメージを自社にも重ねてくれる可能性が高くなります。合同説明会の集客は一瞬で勝負が決まるので人事担当者の身嗜みで優良企業イメージを演出できるようにしていきましょう。

2.”立って”プレゼンしている

二つ目は、人気企業ブースの人事担当者は立ってプレゼンをしている!です。
合同説明会の集客が上手くいっている企業のご担当者様が座って説明をしている姿をほとんど見たことがありません。なぜなら。合同説明会で集客に成功するためのファーストステップは”注目を集める”ことで、それを知っておられるからです。

立ってプレゼンすることで以下のような効果を得ることができます。

①遠くの学生にも存在をアピールできる
特に合同説明会では、学生は遠くから企業ブースを眺めることが多いので、座って説明していると自社の存在に気付いてもらえません。立ってプレゼンをすることで「何かやってるな」と気づいてもらえるよう工夫していきましょう。

②勢いのある(業績好調)企業に見える
立って話すことで、ジェスチャーや声も大きくなるので、説明に躍動感が出てきます。学生は人事担当者から企業イメージを作っていくので、説明に活気があると業績も好調に見えてきます。

③学生の集中力を保つため
参加人数に比例して、参加者の集中力も分散してしまいます。立って説明することで後列の方とも目を合わせることができ、集中力を高めることができます。

大変ではありますが、合同説明会の会場では座らず立って対応するように心がけましょう。

3.スキマ時間を有効活用している

最後に、合同説明会で集客が上手くいっている企業は、スキマ時間を使ってブースの雰囲気作りをしています。重複しますが、合同説明会で重要なことは”注目を集める”ことです。とはいうものの、大きすぎる声やパフォーマンスは学生に避けられてしまう可能性があるので注意が必要です。

そこでポイントとなるのが”ブースの雰囲気作り”です。学生は常に企業の人事担当者に囲まれており、緊張状態にあるので、少しでも気を抜ける場所を探しています。そんな中、笑い声や笑顔が見えていたら、そちらが気になるのは当然ですよね。つまり、「気楽そうなブースだな」と思ってもらえるような雰囲気作りが集客のカギになるということです。

とはいうものの、説明内容で楽しい雰囲気を演出するのは難しいのですよね。そこで集客が上手くいっている企業は、”説明と説明の間の時間”を上手く利用し”学生と雑談する時間”を作るよう仕組んでいます。手順は以下の通りです。

【雑談の時間の作り方】
 ①説明時間を区切る(例えば、一回目10:00~10:15、二回目10:20~10:35⇒スキマ時間を作る)
 ②スキマ時間に座った学生に声を掛ける
 ③とにかく学生を褒める

待ち時間に良い雰囲気を作っておくと、通りがかりの学生も座りやすくなります。逆に学生も人事担当者も沈黙しているブースは座りづらい雰囲気になってしまいます。休憩も取れなくなるので大変ではありますが、集客を成功させるためには、スキマ時間の活用が重要です。

今すぐ取り組める内容ばかりですので、ぜひ活用してみてください。

4.YouTube始めました

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