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転職失敗の原因”内定期限切れ”に要注意!

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今回は転職失敗の大きな原因である”内定期限切れ”についてご紹介させていただきます。
転職活動では、一定期間に複数企業の選考を受けるので、内定が出る時期がバラバラになってしまいがちです。例えば第二志望の企業の内定期限後に第一志望の企業の最終選考が入った場合、皆さんならどうされますか?

もし、第二志望の企業を断って、第一志望の面接に落ちてしまったら、またイチから転職活動をやり直すか、第三志望の企業に入社することになってしまいます。本来であれば「第二志望の企業に入社できたかもしれないのに」と考えると後悔が残ってしまいますよね。

そこで今回は他社選考中の内定期限切れを避けるための方法について3つのポイントをご紹介させていただきます。

・今から転職活動を始める
・内定期限で悩んだ経験がある
・転職サイトのみで転職活動をしている
そんな皆さんに参考になる記事ですのでぜひ活用してください。

1.内定期限切れが起こる原因

内定期限切れが発生する大きな理由は”お気に入り機能”の不活用です。転職サイトや転職エージェントで希望企業を見つけたらすぐにエントリーしてしまうと、都度応募になってしまうため、選考時期がバラバラになってしまいます。ですので、まずお気に入り機能を活用してエントリー時期をまとめることをお勧めします。

2.Point①:お気に入り機能の活用

良い企業を見つけると善は急げと即エントリーしたくなるお気持ちは分かりますが、これをするとエントリー企業からすぐに選考日程調整の連絡が入ってしまします。なぜなら求人企業も求職者を逃さないため、できるだけ早いタイミングで選考をしようと考えているからです。もちろん、面接日程の希望を出すことはできますが、あまりにも先の日程を希望することはできません。

ですので、良い企業を見つけたら即エントリーせず、一旦”お気に入り”に入れるようにしましょう。そしてお気に入りに5社前後登録出来たら一気にエントリーしてください。ただし、求人期限がまじかに迫っている企業については、期限までにエントリーを済ませるようにしましょう。

【エントリー方法】
①希望企業の応募期限を確認
②お気に入りに登録
③5社程度お気に入り登録
④5社程度まとめてエントリー

お気に入り登録でまとめてエントリーすることで選考開始時期もまとまり、スケジュール調整はもちろん選考中の比較検討もできるようになります。

3.Point②:面接日程調整の主導権を握る

次に気を付けなければならないのが、一次面接の日程調整です。たとえエントリーをまとめて行ったとしても、面接日程調整の主導権を完全に企業側に譲ってしまうと、内定時期をコントロールすることが難しくなります。企業側に気を使って「日程はお任せします」「提示された日程の中から選ぶ」等をしてしまうと内定時期がバラついてしまいます。各企業の選考フロー(面接の回数等)を確認し、それに合わせて面接希望日程を出すことをお勧めいたします。

【面接日程調整方法】
①選考フローを確認
②選考フローの長さ順に企業を並べる
③選考フローの長い企業を手前の日程で希望日を提出する

また、面接日程を先延ばしにする(選考フローが短い)企業には以下のような枕詞を使用することで、悪い印象を避けることができます。

【一次面接の日程調整返信例】
前略…
大変勝手を申し上げますが、来週以降の予定が不明確なため、現時点では面接日程の調整が困難な状況にあります。よって、〇月〇日以降にご相談させていただきたく存じます。
…以下省略

上記のような枕詞を使用し、一週間程度面接日程調整の時期を遅らせるようにしましょう。一週間程度かつ、調整時期も明確にしておくことで、悪い印象を与えることはありません。ただし、「他の応募者がいてスグに面接したい」などの理由がある場合は、企業の要望に沿って面接を受けるようにしてください。

4.Point③:”採用枠”の確認

一次選考の時期を調整することで、おおよそ内定時期をまとめることができますが、企業ごとに事情が異なりますので、内定の有効期限の長さが大きく異なります。例えば、内定後一か月以内という企業もあれば、内定後3日以内という企業もあります。その中で企業が内定期限を短く設定する理由は大きく2つにわけることができます。

①入社促進
他社との比較や入社意欲の低下を防止するため、内定期限を短く設定し入社を後押しする。

②採用ロス防止
採用枠が少人数であるため。一人の内定者の返事待ちをしている間に他の応募者の採用機会を失う可能性があるので、意思確認のスピードを速くしている。

①は入社促進、②は機会損失を無くす、それぞれ真逆の目的となるので、企業が内定期限を短く設定している意味を選考中にしっかりと把握しておく必要があります。なぜなら、最終的に内定期限延長の交渉ができるかどうかの判断をしなければならないからです。例えば「ほぼA社に決めているが、最後にB社だけ受けておきたい」ということはよくあります。そんな時、A社の内定期限がB社の選考結果に間に合わない場合どうされますか?

もし、A社の内定期限が短い理由がなんとなくわかっていたらどうでしょうか?交渉するかどうかの判断が出来ましょね。

①入社促進 ⇒ 交渉する
②機会損失を無くす ⇒ 交渉しない

企業が何を目的に内定時期を短くしているのかを判断する方法として、「採用枠の確認」をお勧めしております。確認する相手は採用担当者が適切だと思います。なぜなら、面接官は採用事情を理解していない可能性があるからです。ですので、面接以外で採用担当者と電話やメールで連絡する機会があったときにさらっと確認してください。

人事担当者に「採用枠」を確認すると「採用理由」まで説明してくれることが多いです。例えば「〇月中に退職者がいるので」「〇月から新規部署を立ち上げるので」「現場の人数が足りていないので」などです。この説明で内定期限を設定する理由が①②のどちらかある程度推測できますよね。これを把握しておくことで、最終的な内定期限の延長依頼がスムーズに進みます。

5.内定期限の延長依頼方法

内定期限は「一週間から一か月程度」が一般的です。一か月程度の期間設定があれば延長の交渉をする必要はありませんが、一週間の場合は内定通知を受け取ったら「すぐに期限延長の相談しておく」ことをお勧めします。なぜなら、ギリギリになってからの交渉は先方に悪い印象を与えてしまうからです。

例えば、あなたに内定を出してからすぐ、次の方の最終選考が組まれている場合、次の方の選考前であれば、その方に「選考結果は一週間後になります」など選考期間の調整が可能です。しかし、選考後の場合、その方への選考結果の通知の日を変えることはできません。

ですので、内定期限延長の交渉は内定通知を受け取ったらスグに行うようにしましょう。

6.まとめ

転職活動で最も重要なのはタイミングです。良い企業と良いタイミングで出会えることも重要ですが、これをコントロールすることは困難です。でも内定時期というタイミングはある程度コントロール可能です。内定時期を調整し、より良い転職先を選択できるよう調整していきましょう。

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