応募者が増える!効果的なアルバイト求人の作り方3選
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「同じような求人を出しているのに、なぜウチには応募が来ないの?」と求人媒体の営業担当者にクレームを入れたご経験のある採用ご担当者様は多いのではないでしょうか?
同エリアで同媒体、同プランで同待遇の求人を出しているにも関わらず、競合企業より応募数が極端に少ないということはよくある話です。
ではなぜ、このようなことが起こってしまうのでしょうか?
その答えは、求人の打ち出し方の違いにあります。
応募者が集まる求人には、
”特徴”があります!
同じ内容の求人であっても、特徴がしっかり打ち出せている求人には応募者が集まります。しかし、特徴が打ち出せていない求人には応募者が集まりません。なぜなら、特徴のない求人は求職者にとって…
①存在感がない
②魅力がない
③記憶に残らない
求人は星の数ほどあるので、特徴のない広告はその存在すら認識されずスルーされてしまいます。
でも、安心してください!逆に言えば「特徴」さえしっかり打ち出すことができれば、大幅に応募者を増やすことができるかもしれません!
まずは、自社求人で特徴を打ち出せているかどうかチェックしてみましょう!そこで今回は特徴のある求人の作り方のポイントを3つご紹介させていただきます。
1.ターゲットを絞る
皆さんもご存じの通り、広告の集客効果を高めるためには”ターゲットの絞り込み”が重要です。なぜなら、人によって職場に求める条件が異なるからです。
例えば…
ターゲット:主婦
キャッチ:「授業優先」
これは完全にミスマッチですよね。主婦の方なら「家事との両立」という言葉の方が刺さると思いませんか?あたり前のことですが、ターゲットによって使用するキャッチも変更しなければなりません。
そんなセオリーがある中、学生も主婦もフリーターも狙いたい!と複数ターゲットを設定したら、求人のキャッチはどのようになってしまうでしょうか?
例えば…
ターゲット:学生・主婦・フリーター
キャッチ:
授業終わりの18時以降の勤務OK!家事との両立も応援!扶養内勤務OK!レギュラー大歓迎!
上記のようなキャッチフレーズが出来上がってしまいます。これはこれでインパクトはありますが、主婦目線では「18時以降勤務でどうやって家事と両立するの?」となってしまい、フリーター目線では「シフトに入れなさそう」と感じてしまいます。
つまり、「ターゲットが多い=必要なキャッチも増える」になってしまうので、各キャッチ間で矛盾が生じてしまいます。その結果、訴求力が落ちてしまうので、ますはターゲットを絞り、使用するキャッチもそれに合わせたものだけにしていきましょう。
2.ポジティブに表現する
ターゲットが絞れたら、募集条件をポジティブに表現するようにしましょう!例えば、最近では「週1日~1日1時間~OK」のように自由度の高さが求められる中、自社では「週3日~5時間以上勤務」と流れに逆行するような採用条件だった場合、「条件が悪いから応募が来ない」とあきらめるのではなく、これをいかにポジティブに表現できるかを考えることが重要となります。
皆さんならどのように表現されますか?
私なら「効率重視の1日5時間以上」という表現に変換してみます。
〇キャッチフレーズ例
通常:週3日~1日5時間~勤務OK
変更:効率重視の週3日/1日5時間以上勤務OK
単純にポジティブな表現の方が、働きやすそうな職場に思えませんか?
ポジティブに表現することで、求職者が「確かに!ありかも!」とメリットに捉えてくれる可能性が高まります。メリットとデメリットは紙一重です!表現を変えればメリットにすることができるので、ぜひポジティブ表現を心掛けてください!
3.リズムを重視する
最後に応募者を集める求人は”リズム”が良いです。例えば、飲食店の広告で「安い、早い、美味い」のようなキャッチがありましたが、リズムよく読めて、一目でメリットが理解できますよね。
〇キャッチ例
①リズムが悪いキャッチ
地域最安値で、できるだけ早く提供できるよう努力しています!もちろん味も最高です!
②リズムが良いキャッチ
安い!早い!美味い!
リズムの悪いキャッチは読みづらく、メリットを理解するのに時間が掛かってしまうので、読者にスルーされる可能性が高いです。多くの求人の中から選んでもらえるよう、目に付きやすく、一瞬でメリットが理解できるようリズム感を大切にしていきましょう!
キャッチにリズム感を出すコツは文章を「1文字でも短くする」ことです。
例えば主婦向きのキャッチであれば、
①扶養控除内での勤務も可能です!
②扶養控除内勤務もオッケー!
③扶養内勤務OK!
短くしても意味は伝わりますよね。このように文章を短くすることで、
・一目で分かる(読む時間を短縮)
・他のメリットを追加できる
読み手のストレスを軽減しながら、多くの情報を入れることができるので求職者の応募意欲を高めることができます。
4.まとめ
同じような求人内容であっても応募数に差が出ることは多々あります。その原因の一つは求人に特徴があるかどうかです。しっかり特徴を打ち出せていれば、求職者の目に付き、興味を持ってもらえ、応募に繋がる可能性が上がります。
しっかりターゲットを絞り、ポジティブに表現し、リズムの良いキャッチを作り、特徴のある求人を創っていきましょう!
これは、アルバイト求人に関わらず、新卒求人、中途求人にも共通する内容なのでぜひ活用してみてください!