春のアルバイト採用で後悔する会社(店舗)の共通点と成功の秘訣!
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サービス業、飲食店にとって3月中旬から5月上旬までの繁忙期(お花見、送別会、歓迎会、GW)は年間の業績を左右する最も重要な期間となります。この時期にしっかり利益を出せるよう各社とも新メニューの開発や宣伝広告等の営業戦略を入念に組んでいます。しかし、準備を怠ると繁忙期にもかかわらず『お客様を逃す』『売上が伸びない』といった深刻な問題に直面することになります。その大きな原因となりうるのが「人手不足」による機会損失です。春は新規採用が活発化する時期なのになぜこの時期に人手不足が発生してしまうのでしょうか?
そこで今回は、春の繁忙期に人手不足になってしまう会社(店舗)に共通する特徴と解決方法についてご紹介させていただきます。
1.採用活動の開始時期
春採用を成功させるには、遅くとも2月中旬にはアルバイトの採用活動をスタートしておかなければなりません。なぜなら、3月中旬から下旬にかけて主力の学生アルバイトが卒業で退職するからです。それまでに新規スタッフを募集し、育成を始めなければならないため遅くとも2月中旬には採用活動をスタートしなければ繁忙期に人不足になってしまいます。
〇2月中旬から採用活動を始めた場合
・2月15日 求人申し込み・原稿作成
・2月20日 求人掲載
・2月22日 応募あり
・2月25日 面接、採用
・2月28日 初出勤(研修期間:5日勤務)
・3月15日ごろに一人立ち
順調に進んで3月15日前後にスタッフが一名育つペースなので、二人目、三人目が育つのはもう少し後になってしまうので、少なくとも2月中旬までには採用活動をスタートする必要があります。
2.春採用の失敗パターンとは?
店長やシフト担当者も早目に新規スタッフの確保を行いたいと考えているのですが、どうしても採用活動開始時期が遅れてしまいます。その理由は以下の2つです。
①既存スタッフへの気遣い
3月に卒業で退職してしまうといっても、いままで一緒に頑張ってきた仲間ですなので、新人が入ることによるシフトの削減を躊躇してしまいます。結果ギリギリまで既存スタッフのシフト確保を優先してしまい採用時期が遅れてしまいます。
②教育体制の問題
例えば3月末で5名退職する場合、同じ条件なら少なくとも5名の新規採用が必要となります。しかしながら5名を一気に教育する体制が整っていないため、応募者の面接日や初出勤日を遅らせることになり、採用活動が後ろ倒し(長期化)していくことになります。
③結果的に新人渋滞が発生する
新規スタッフの採用・教育が遅れてしまうと、繁忙期が始まる頃にはシフトが研修生ばかりになってしまいます。この現象を新人渋滞と呼んでいます。新人渋滞に巻き込まれてしまうと「人手不足×研修生=店内大混乱」となり、繁忙期で利益を上げるどころか、売上ダウン、人件費アップで業績が悪化してしまいます。
3.コスト0円で始める春採用
とはいえ、採用活動を早めると求人広告費や新人スタッフの人件費が余計にかかってしまいます。。そこでお勧めしているのがアルバイト紹介です。アルバイト紹介は成功報酬型の採用なので”採用しなければ費用が発生しない”というメリットがあります。ですので、一歩早目に人材会社に求人を依頼しておくことで、自社のコストや手間を掛けることなく採用活動をスタートすることができます。
例)1月に人材会社に求人を依頼した場合…
・1月15日 求人依頼
・1月25日 応募あり
・1月28日 面接、採用
・1月31日 初出勤
・2月10日 一人立ち
・2月15日 自社求人申し込み・原稿作成
自社で求人広告を掲載すると「一気にたくさん採用しよう」という意識が働くので、結局1月から採用活動を始められません(新人渋滞・研修費用の問題)。しかし、アルバイト紹介であれば採用活動をスタートしても費用が掛からないので、早目早目の対策を行うことができます。
4.アルバイト紹介のメリット
①求人広告費が無駄にならない
一か月早くアルバイト採用を開始するとその分求人広告費が増加してしまいます。また、1月は大学生がテスト期間であるため応募数も期待できない時期です。よって、10万円の広告費を投入して一人も採用できなかったという事例は少なくありません。
例)早期採用で採用数0名だった場合…
自社求人広告費 ⇒ 10万円のロス
アルバイト紹介 ⇒ コスト0円
自社求人の場合、求人原稿の作成や求人業者との折衝の手間など見えないコストもかかります。その点、アルバイト紹介であれば採用0名であってもコストは掛からず、手間もありません。
②繁忙期の機会損失を無くす
実際に、私が働いていたレストランでは、繁忙期に人手不足が発生し、以下のような機会損失が起こりました。
例)平均客単価15000円・スタッフ一人当たりの担当客数6名/日
毎日1名のスタッフ不足が発生したため予約を制限
〇平均客単価15000円×担当客数6名×粗利率25%
⇒機会損失22,500円/日、562,500円/25日営業
客単価は高いですが、担当できる客数が少ないので、他の業態でも損失額にそれほど大きな差はないと思います。この損失額を考えると多少のコストが掛かってもしっかりと採用しておく必要がありますよね。
5.アルバイト紹介料金を分割する
アルバイト紹介を利用すると初期費用は掛かりませんが、採用時にそれなりの紹介料は発生します。例えば採用時に紹介料10万円/人だと「ちょっと無理かな…」と思われる方も多いと思います。そんな時には分割で支払うことをお勧めします。要は退職した時点で支払いはストップという感じです!
例)スタッフが2か月で退職した場合
採用時一括:10万円
5か月分割 :4万円
実は、自社で求人広告を出しても応募がなかったり、採用後すぐ退職されてしまうと、結果的にコストがかさみます。当社のアルバイト紹介なら、確実に人材を確保でき、さらに退職時の分割払いプランでリスクも軽減できます。御社に採用計画に合わせたアルバイト紹介料金をご提案しております。まずはお気軽にご相談ください。貴社に最適な採用プランをご提案します