お盆休みのバイト不足対策、今からできる準備ポイントまとめ
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春にバイト大量採用できたから、もうしばらく募集はしなくていい…?
ちょっと待ってください!
その油断、実はお盆明けからの人手不足のはじまりかもしれません。
目次
お盆シーズン、応募状況がガラッと変わるって知ってましたか?
実は、6月末~7月末あたりになると、長期バイトの応募は減って、短期バイトの応募が増える傾向があるんです。
理由はシンプル。
学生さんが帰省の準備を始めるからです。
一人暮らしの学生にとって、お盆休みは実家に帰る絶好のタイミング。
でもお店側としては、「お盆=繁忙期」。
人手が足りないと困るのに、出勤できる人が少なくなっちゃう…というのが毎年の悩み。
「うちは春に採用したメンバーがいるから大丈夫」って本当?
面接のときはやる気満々で「お盆も出られます!」と言っていた学生も、
いざ近づいてくると「やっぱり帰省したい…」と気持ちが変わること、よくあります。
そんな時、
「みんなお盆も入れるよね?」という雰囲気があると、
言いづらくて言い出せず、最悪、無断で辞めてしまうなんてことも…。
こうなると、お盆中のシフトが崩れるだけでなく、9月以降も急遽採用が必要になるかもしれません。
だからこそ、今から準備しておきたい!
7月初旬からやっておきたいポイントはこの2つ:
- お盆休み中の人手不足への対策
- 9月以降の人手確保の準備
対策①:お盆出勤の予定を“2回”確認する
「面接で聞いたから大丈夫」ではなく、
7月初旬と7月末の2回に分けて出勤可能日を確認しておきましょう。
- 1回目:仮のスケジュール確認
- 2回目:最終の予定確認
これで、お盆のシフトが見えやすくなりますし、急な欠勤のリスクも減らせます。
対策②:お盆出勤してくれる人に“特典”を用意
1回目の予定確認が終わったら、すぐに出勤してくれる人への特典を発表しましょう。
〇たとえば、特別時給アップ!
- 対象期間:8/9〜8/17
- 通常時給:1,200円 → 特別時給:1,300円(+100円アップ)
試算例:
1日5時間 × 5人 = 25時間/日
→ 特別時給100円アップ × 25時間 × 9日間 = 22,500円
\ これだけでやる気UP&出勤意欲がキープされます! /
対策③:人材派遣・スキマバイトの活用準備も
もし1回目の確認で人が足りなさそうなら、
すぐに派遣会社やスキマバイトの利用準備を始めておきましょう。
〇 費用の目安(1日1人×4時間×9日間):
時給500円 × 4時間 × 9日 = 18,000円
短期間だけなら、掲載費用をかけずにすぐに人を確保できる方法です。
対策④:帰省メンバーの“復帰”も忘れずに
せっかく春に採用したメンバー、
帰省中に他のバイトに移らないようにしたいところ。
そのためには、こんな工夫が効果的です!
- 制服を持たせて「洗濯してね」と声かけ
- ロッカーや私物をそのままにしておく
- 仲のいいスタッフと連絡をとらせておく
\「戻ったら顔出してね〜!」の一言も忘れずに!/
まとめ:夏の繁忙期こそ、早めの準備がカギ
春にたくさん採用できたから安心…はちょっと早いかもしれません。
7月のうちに対策しておけば、
- お盆中の人手不足を防げて
- 9月以降の余計な採用も回避できます。
学生バイトの「気持ちの変化」を見越して、
声かけ&フォローを早めにしておくことが、夏の成功ポイントです!